C太君の場合

A子さんとB男さんの生活を元に、解説してきましたが、実家暮らしのC太君の生活はどうでしょうか。


C太君は15歳の中学生。

来年は高校受験が控えています。

お母さんは専業主婦。毎日お弁当を作ってくれます。

C太君は成績も優秀で、いつもクラスで5番以内には必ず入っているほど。

志望校の高校もこのままいけば合格圏内と言われています。


さて、期末テストの時期がやってきました。

いつものようにテスト勉強を頑張るC太君。

明日は一番苦手な英語のテストです。


テスト本番当日、予想もしていなかった難しい問題が出題されており、C太君の頭の中はパニック状態になりました。

終わってからも、あの問題の答えが気になり、気が気ではありません。

夜、友達と答え合わせをし、8割の問題は合っていると確信し、安堵したその時、はっとしました。

「もしかしたら、僕は大変なミスをおかしていまったのではないか・・・」


そう、C太君はテストに自分の名前を書いたかどうか不安になってしまったのです。

今迄幾度となくテストをしてきたのだから、無意識の内に書いていると信じたい。

ですが、その日のテストは英語。C太君は英語の時、自分の名前をローマ字で書くか、漢字で書くか迷いますが、昨日は迷った記憶がないのです。

テストの結果がよくても、名前を書かなかったら0点になる。

恐ろしい考えがC太君の頭の中を駆け巡ります。


一週間後、テストが返ってきました。

結果は90点。

そう、C太君は無意識の内に自分の名前を漢字で書いていたのです。

周りの皆が自分のテストで一喜一憂している時、C太君は別の安堵感でいっぱいになっていました。
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